平成18(2006)年12月12日

キャンサー・ジャーニー

──原信田 実 著 連載にあたって・目次──


この連載は、がんを抱えて旅をする人間の記録です。平成18(2006)年7月7日に、かとう内科並木通り診療所で「食道がん患者から見た看護と医療──QOLの観点から」と題して話したことがきっかけになっていますが、旅を続ける限り、このサイトに書きつづけるつもりです。

QOLとは、クォリティ・オブ・ライフの略語ですが、ライフという英語が多義的なために、生のありよう、いのちのありよう、人生のありようと、日本語で一言で表現するのはなかなかむずかしい言葉です。病気の場面で、この言葉が使われる場合には、病気を抱えていない「ふつうの」生活、人生のありようを念頭に置いていることは確かです。この言葉には、病気がもたらす常ならぬ状態をできるだけなくして生活したいという思いが込められています。それはきわめて主観的なもので、人によってその程度がまちまちです。


原信田 実(はらしだ みのる)プロフィール
昭和22(1947)年、東京都中央区生まれ。翻訳家として医学書院から『考える看護』(2001年)、『看護とヘルスケアの社会学』(2005年)の翻訳書を出版。『川崎病は、いま──聞き書き川崎富作』(木魂社、2006年)を共著出版。岩波書店からフォトジャーナリストの写真集を数冊翻訳出版。
国際浮世絵学会会員。「謎解き広重 名所江戸百景」(仮称)を、2007年春に集英社から出版予定。

平成19(2007)年1月30日、千代田区にて没。
平成19(2007)年4月17日、原信田実著『謎解き 広重「江戸百」』が集英社より刊行されました(集英社新書ヴィジュアル版004V ISBN978-4-08-720389-9 全256ページカラー 定価1155円〔税込み〕)。




── 目 次 ──

連載9(2007/02/13)
 キャンサー・ジャーニー最終章

連載8(2007/02/09)
 スピリチュアルケア、あるいはたましいのケア

*編者謹告(2007/02/09)
 原信田実氏は1月30日早朝、逝去されました。合掌。
 推敲中の原稿が遺されていました。
 ご家族の許可を得て、2回にまとめて掲載します。

連載7(2007/01/23)
 思わぬプレゼント

連載6(2007/01/14)
 患者の側に立つこと

連載5(2007/01/09)
 熱による食欲不振

連載4(2007/01/05)
 味覚障害ということ

連載3(2006/12/29)
 転機

連載2(2006/12/13)
 食道がん患者から見た看護と医療──QOLの観点から (2) 退院まで

連載1(2006/12/12)
 食道がん患者から見た看護と医療──QOLの観点から (1) 手術まで

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